平成18年度　国際フードシステム

「国際フードシステム」平成18年度後期

『発展途上国における先端的食料戦略』(The New Strategies for Agricultural Development in Developing Countries)

外国人招聘・国内招聘実施報告書
（世界戦略的フードサイエンス教育プログラム）

１．招聘期間：平成19年 2月19日　〜　平成19年3月1日（　11日間）
２．招聘者氏名：　　Dr. Manfred Zeller
３．招聘者所属等
（１）国名：Germany　ドイツ
（２）大学・部局・職名等：Department of Agricultural Economics and Social Sciences in the Tropics and Subtripics University of Hohenheim、Professor
ホーエンハイム大学　農業経済学及び熱帯・亜熱帯社会科学科　教授
（３）所在地：D-70593 Stuttgart, Germany

４．実施状況等（計画が複数あった場合は、必要項目を追加して記入）

（１）セミナー等の名称　：「国際フードシステム」
　　　『発展途上国における先端的食料戦略』(The New Strategies for Agricultural Development in Developing Countries)
（２）実施時期：平成 19年 2月 19日　～　平成19 年 3月 1日
（３）実施場所：農学1号館1-565教室
（４）セミナー等の実施と本プログラムへの効果
　世界戦略的フードサイエンス教育プログラムは学際研究を基盤としており、技術教育に加え社会科学教育を課している。本招聘教授　国際農業・食料開発論を専門としておられ発表された学術論文も多い。本プログラムにおいて、博士の発展途上国における先端的な食料戦略に関して本学府の院生に教育をお願いするために招聘するものである。

　本講義はManfred Zeller教授がこれまで蓄積されてきた豊富な研究と国際経験を基に構築された講義であった。国際開発論の範疇に於いて、経済発展論、社会発展論、計量経済学、金融論、持続的農業政策論など、多方面の分野を取り入れた講義であった。受講生からは留学生のみならず、日本人の学生からも好評で、外国人招聘講師による趣の異なった講義雰囲気が新鮮であったようである。これにより、発展途上国の食料戦略に興味を喚起された学生もいて、有意義な講義であったと評価される。受講生の数は27人であった。

2月21日（水）

９:００〜１２：００　１３：３０〜１５：３０Dimensions of agricultural and rural development

2月22日（木）

　９:００～１２：００　１３：３０～１５：３０Measurement of economic, human and social development (indicators, methods), and pro-poor agricultural development strategies

2月23日（金）

　９:００～１２：００　１３：３０～１５：３０Principal component analysis for empirical measurement of complex variables in agricultural development (Questionnaire design, sampling method, statistical analysis, interpretation of data)

2月26日（月）

１０：００～１２：００Rural and Agricultural Finance Institutions

2月27日（火）

　９:００～１２：００　１３：３０～１５：３０Sustainable rural and agricultural finance policies

学生への配付資料はパワーポイントによる講義内容のファイル、及び、ウェブ上にある研究論文などが配布された。