平成18年度「大学教育改革プログラム合同フォーラム」参加報告

大学教育改革プログラム合同フォーラム参加報告(場所:パシフィコ横浜、参加者:宮本敬久)

11月13日(月)

10時より展示準備

11時-16時30分 ポスターセッション

 一人で参加したので、ブースに張り付いたままで、基調講演、分科会の聴講もできず、他の食関連プログラムの説明も聞きにいけず、他のブースで準備していたパンフレットの収集も出来なかった。他に一人で来ているところはほとんど無かった。事務担当者と合計4名で来ているところ(産業医大)もあった。

 他の説明ブースでは、配布資料も準備されており、説明を聞くより、資料をもらっていく人のほうが多いようだった。手提げ袋(紙製、大学のロゴ入り)を準備しているところもあった。ホームパージも開設し、ブースの卓上でパソコンを使って説明に使用しているところも、私のブースから見ることができた。文教協会からも資料があれば2部ほしいといわれたが、まだ、作っていないと断った。パンフレットの利用を考えているのかもしれない。

 私には、ホームページ作成、資料の準備やプログラムの講義計画、留学手続き書類の確認、新規講義の調整などがあったため準備が難しかった、さらに仕事の分担を決めて、WGを拡大して実施しないと色々な対応は困難であると思われる。

 農学系の採択は少なかったので、来訪者も多くは無かった。

15時30分以降、会場内に来訪者が急増したが、講演が修了したためのようであった。

 

来訪者:

(説明した人)3名

  大阪大谷大学薬学部助教授

  筑波大学生命環境科学助教授

  奈良先端科学技術大学の先生

(資料請求されたもの)3件

  文教協会他、

(写真撮影)2件

 

(来訪者との意見交換)

15時30分以降、来訪者が急増したが、講演が終わったからのようだ。

筑波大の先生(生物生産)とは、1次生産から食品の製造までの一貫したフードチェインアプローチ教育が必要であると意見が一致した。フードサイエンス教育に興味があるとのことだった。

 

大阪大谷大学の薬学部の先生とは、学生の就職先を考えたときに機能性食品、食品の開発に関連する教育、薬用植物に関する講義など、農学と薬学の教育において協力できる点があるだろうという話しをした。

 

奈良先端の先生のところ(電子や液晶)関係は博士修了者の就職が良い、特に共同研究先からの一本釣りがあることが多く、博士修了者の就職先の確保には共同研究が効いているとのことだった。しかし、これ以外の博士の就職を考えるとインターンシップの充実と実践教育は必要であるとのご意見であった。

どこも教育プログラムは、海外留学、インターンシップが決まりきって導入されており、独自性を示すことが難しい状況であると思われた。

 

以上簡単ですが報告いたします。