「国際フードサイエンス」平成21年度後期
Discovery and applications of cyclotides- plant proteins with applications in drug design and agriculture

外国人招聘・国内招聘実施報告

(世界戦略的フードサイエンス教育プログラム)

1.招聘期間:平成21年11月14日 ~ 平成21年11月23日(10日間)

2.招聘者氏名:Prof. Dr. David Craik(ディビッド クライク)

3.招聘者所属等
(1)国名:オーストラリア

(2)大学・部局・職名等: University of Queensland・Institute for Molecular Bioscience・Professor (クイーンズランド大学・分子生命科学研究所・教授)

(3)所在地:Brisbane QLD 4072, AUSTRALIA

4.実施状況等(計画が複数あった場合は、必要項目を追加して記入)
(1)セミナー等の名称 :国際フードサイエンス

(2)実施時期:平成21年11月16日 ~ 平成21年11月20日

月 日(曜日)

時間帯

時間

場所

11月16日(月)

13:00-17:00

4時間

4号館610室

11月17日(火)

9:00-17:00

7時間

4号館610室

11月18日(水)

9:00-17:00

7時間

4号館610室

11月19日(木)

9:00-17:00

7時間

4号館610室

11月20日(金)

9:00-12:00

3時間

4号館610室

11月21日(土)

9:00-12:00

3時間

4号館610室

(3)実施場所:農学部4号館4-610教室

(4)セミナー等実施と本プログラムへの効果
世界戦略的フードサイエンス教育プログラムにおいては、世界的に通用するフードサイエンティストの育成を目指している。本招聘研究者Dr. David Craikは、1993年からの九州大学との大学間協定校であるオーストラリアのクイーンズランド大学・分子生命科学研究所の教授で、生物と化学の両面からの食品構造生物化学分野で総合的な教育・研究を行っている。参加大学院学生に対して、世界標準的なフードサイエンティストのための構造生物化学教育、先端的な構造生物化学教育を英語で受けさせるために招聘した。特に、環状構造を持つペプチドやタンパク質のNMRによる構造解析について、演習を交えて丁寧な指導をして頂いた。さらに、それらの構造に基づく食品素材のデザインについても解説を加え、フードサイエンティストとして身につけるべき構造生物化学の知識について広範かつ先端的な情報も含めて英語で講義が行われ、本教育プログラム参加学生に対して、食品構造生物化学関連の語句や事項を英語で理解させることができ、さらに世界共通的な食品構造生物化学における問題点を理解させるなどの教育効果があった。

《講義風景》