21世紀に予測される地球規模での食料問題と環境問題を克服し,食料・生活資材の安定供給,生物生存環境の保全,人類の健康と福祉に貢献することは,農学に課せられた使命である。農学部では、農学の使命を達成するための多様な人材を育成することを目的として,農学関連諸分野において,国際的に通用する専門性と技術を有するばかりでなく,豊かな課題探求能力と課題解決能力を備えた人材を組織的に養成する。
生物資源の有する機能の効率的利用、潜在能力の発掘、未利用資源の有効化、さらには農業・農村地域の発展と国土保全及び安全・安定的な食料の生産・流通システムの最適化並びに社会科学的観点からの市場機構の解明・創成に関する専門知識・技術を有する人材を組織的に養成する。
農学基礎の観点から、農学全般に関する専門知識と国際性を備えた指導力を修得させ、環境変動に対応する農作物の安定生産の実現、並びに自然環境に調和した持続的農業生産システムを創出し、国際的に貢献できる人材を組織的に養成する。
農業・農村環境の再生、創出、保全に向けた教育を視野に、土、水、気象に関する自然・社会科学の基礎学を修得させ、安定した食料供給に資する生産基盤の持続的な開発、保全、管理、及び自然環境と調和した、物質循環型の農村空間の創出に関わる人材を養成する。
安全で安定的な食料生産に関わる諸問題について、理工学的観点から問題解決に至る論理を探究する能力を備え、生物資源の最適生産システム・機械技術、高鮮度保持貯蔵・流通技術、安全確保技術に関する専門的知識・技術を有する人材を組織的に養成する。
社会科学総合の観点から、国際フードシステムの社会経済問題に関する専門知識と国際性を備えた指導力を修得させ、安全な食料・バイオエネルギーの安定供給と適正価格の実現、並びにそれを担う国内外の食料産業・地域経済社会の持続的かつ環境調和的発展に関わる人材を組織的に養成する。
生物生産の総合的観点から、生命科学、食糧科学、及び環境科学に関わる専門知識と高度な技術を修得させ、生物が有する優れた機能と生産する物質の有効利用、並びに食糧、健康、医療、環境、資源、エネルギー等の諸問題に関わることができる視野の広い人材を組織的に養成する。
生命科学から環境科学までの分野において、化学的・物質的観点からの専門知識と高度な技術を習得させ、有用物質生産、新規生理活性物質や生物資源の開発と利用、動植物の保護管理、環境保全・修復を含む生物生産系の発展や、食料・環境問題の解決に携わる視野の広い人材を組織的に養成する。
生物学、化学、工学を融合し、最新技術を駆使して食糧、健康、資源、環境、エネルギー等の諸問題を解決するための専門知識・技術と国際性・学際性を備えた指導力を修得させ、生理活性物質の探索・創製、食機能の解明と利用、高品質な食品の提供、微生物機能の解明と利用に携わる人材を組織的に養成する。
生物学、化学、物理学、地学、社会科学に跨がる幅広い学問分野を統合した地球森林科学教育を行い、森林資源の持続的生産・利用と人類の生存及び環境修復に寄与できる専門的知識を習得させるとともに、多様化する国内外の社会的要請に対応できる指導力ある人材を組織的に養成する。
生物学、化学、物理学、地学、社会科学に跨がる幅広い学問分野を統合した地球森林科学教育において、人類生存のための森林機能の制御に寄与できる専門的知識を習得させるとともに、多様化する国内外の社会的要請に対応できる指導力ある人材を組織的に養成する。
生物学、化学、物理学、地学、社会科学に跨がる幅広い学問分野を統合した地球森林科学教育において、森林生態系の未知の機能の開発に寄与できる専門的知識を習得させるとともに、多様化する国内外の社会的要請に対応できる指導力ある人材を組織的に養成する。
生物学、化学、物理学、地学、社会科学に跨がる幅広い学問分野を統合した地球森林科学教育において、人と地球環境に優しい森林資源の高度有効利用に寄与できる専門的知識を習得させるとともに、多様化する国内外の社会的要請に対応できる指導力ある人材を組織的に養成する。
動物生産科学に関する基礎及び専門知識と基盤技術、並びに本領域における課題設定能力と国際性を備えた指導力を修得させ、効率的な動物生産システムの構築と安全な動物性食糧の供給、動物資源の管理と高度利用、及び持続的動物生産に適う環境問題の解決に関わる人材を養成する。
哺乳類及び鳥類等の動物資源の生産と利用に関わる生命科学、環境科学、食品科学の基礎及び専門的知識と技術を修得させ、動物資源の高度産業利用や動物資源に関連した食料・環境問題の解決に携わる専門性、社会性、国際性を備えた人材を組織的に養成する。
海洋の生物生産や海洋生命科学、並びに海洋環境に関する基礎及び専門的知識と技術を修得させると共に、本分野における課題設定能力と国際性を修得させ、水産資源の管理・生産及び利用産業、国内外の水産食料問題や海洋環境問題の解決に携わる人材を組織的に養成する。