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生物的防除とは

すべての昆虫に対し、その昆虫を餌や寄主・宿主として利用する天敵(天敵昆虫や天敵微生物)が存在します。これは害虫も例外ではなく、例えば、アゲハ蝶の幼虫は柑橘類を食害しますが、ミカンの木を枯らすほど大発生することはありません。また、普段はあまり目にすることのない微生物も、自然界では天敵として活躍しています。

天敵は、害虫が増えればそれに伴って増加し、餌や寄主・宿主となる害虫がいなくなれば減少します。天敵は自然の一部なので、天敵によって自然環境が悪影響を受けることは少ないと考えられます。

このような天敵の力を利用し、化学農薬を使わずに害虫を防除する方法が生物的防除です。

害虫とその天敵の例

天敵糸状菌(微生物の一種)が付着した
ミナミキイロアザミウマ

天敵糸状菌(微生物の一種)が感染した
タイワンカブトムシ

アゲハの卵に産卵するアゲハタマゴバチ

アゲハの5齢幼虫を補食する
セグロアシナガバチ

生物的防除研究施設


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