ここは九州大学農学研究院附属 生物的防除研究施設のウェブサイトです。

沿革

第二次大戦後における化学農薬の開発と普及は、先進国の食糧問題の解決に貢献しました。しかし生物生存環境への広範かつ無差別ともいえる過剰な使用は、環境汚染をはじめ生物生産の分野でも病害虫の農薬抵抗性獲得など、困難な問題を各方面に派生させました。わが国でもこれらの問題への対応が真剣に検討された結果、天敵による生物的防除研究の重要性が再認識されるに至りました。

九州大学農学部では、大正10年の創立以来、農学科昆虫学教室は昆虫分類学を基礎に応用昆虫学方面でも顕著な業績をあげてきました。特に、安松京三教授のルビーロウカイガラムシの天敵「ルビーアカヤドリコバチ」の発見(昭和21年)と、天敵昆虫による害虫防除への貢献が認められ、昭和39年、九州大学農学部に附属生物的防除研究施設が設置されました。まず天敵微生物学部門(定員:教授1、助教授2、助手2)が発足し、昭和41年に天敵増殖学部門(定員:教授1、助教授1、助手2)が増設されました。

平成12年より農学研究院附属の施設となり、現在に至っています。

生物的防除研究施設の変遷

1919年
(大正8年)
農学部設置
1920年
(大正9年)
農学科設置
1921年
(大正10年)
農学科昆虫学教室創立
1946年
(昭和21年)
昆虫学教室 安松京三教授により、ルビーロウカイガラムシの天敵「ルビーアカヤドリコバチ」を発見
1953年
(昭和28年)
農学研究科設置(農学専攻他7専攻設置)
1964年
(昭和39年)
附属生物的防除研究施設(天敵微生物学部門)設置
1966年
(昭和41年)
附属生物的防除研究施設(天敵増殖学部門)設置
1978年
(昭和53年)
農学研究科農学専攻天敵微生物学講座(協力)及び天敵昆虫学講座(協力)設置
1998年
(平成10年)
農学部9学科を生物資源環境学科に改組
農学研究科を生物資源環境科学研究科に改称
農学専攻他3専攻を生物資源開発管理学専攻他2専攻に再編
2000年
(平成12年)
大学院農学研究院設置(生物資源開発管理学部門他7部門設置)
大学院生物資源環境科学研究科を大学院生物資源環境科学府に改称
九州大学農学部附属生物的防除研究施設は農学研究院の附属となる
2010年
(平成22年)
生物資源開発管理学部門他7部門を資源生物科学部門他3部門に再編
生物資源開発管理学専攻他7専攻を資源生物化学専攻他5専攻に再編

生物的防除研究施設


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