【プレスリリース】「生物多様性・生態系と食料生産・感染症対策のトレードオフを解消するための昆虫科学共創拠点」がJST 共創の場形成支援プログラム(育成型)に採択されました

2025年6月4日 追記 ホームページ開設
このたび、COI-NEXT共創の場形成支援プログラムに採択された
「生物多様性・生態系と食料生産・感染症対策のトレードオフを解消するための昆虫科学共創拠点」プロジェクトの公式ホームページを開設いたしました。
本ホームページでは、プロジェクトの目的や活動内容に加え、各種イベント情報、研究・実践成果、関連資料などを随時発信してまいります。
関係機関・関係者の皆さまとの連携を一層深める情報共有の場として、ぜひご活用ください。
今後とも、本プロジェクトへのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

公式ホームページ:https://www.agr.kyushu-u.ac.jp/coinext-insect/

2024年12月1日 九州大学 昆虫科学・新産業創生研究センター

研究費採択のお知らせ

~「生物多様性・生態系と食料生産・感染症対策のトレードオフを解消するための昆虫科学共創拠点」がJST 共創の場形成支援プログラム(育成型)に採択されました~

このたび、九州大学昆虫科学・新産業創生研究センター(センター長:日下部宜宏教授)が主導する研究プロジェクト「生物多様性・生態系と食料生産・感染症対策のトレードオフを解消するための昆虫科学共創拠点」が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の共創の場形成支援プログラム(育成型)(https://www.jst.go.jp/pf/platform/)に採択されました。本プロジェクトでは、昆虫科学を基盤とした研究開発を通じて、生物多様性の適切な理解と利用を実現し、持続可能な社会の構築を目指します。

プロジェクト概要

本プロジェクトでは、昆虫科学を活用して、以下の主要なターゲットを設定し研究開発を行います。
1. 生物多様性をより深く理解するための昆虫モニタリングシステムの構築
2. 昆虫科学に根差したワンヘルス社会の実現
3. 持続可能な食料生産の実現

これらの目標を達成するため、学術、産業、行政が一体となり、九州・福岡地域を拠点とした先進的な共創システムを構築していきます。

期待される成果

本プロジェクトの成果として、以下のような社会的・経済的インパクトが期待されます:
・ 新たな昆虫利用技術の開発による持続可能な食料生産システムの構築
・ 生物多様性を活用した感染症対策の革新
・ 地域産業の活性化と新規ビジネスモデルの創出
これにより、九州地域から国内外に向けたモデルケースを発信し、国際的なSDGs達成に貢献します。

今後の予定

本プロジェクトは2024年度からスタートし、2026年3月までの育成型期間を経て、本格型フェーズへの移行を目指します。今後は、参画機関とともに研究開発計画を具体化し、産学官連携を強化しながら、社会実装を目指して取り組んでいきます。

お問い合わせ先

九州大学 昆虫科学・新産業創生研究センター

担当者:柿野耕平

メール:k.kakino@econ.kyushu-u.ac.jp

電話:092-802-5465