生物化学研究室では、主に原核生物がもつ抗ウイルス免疫や各種ストレス応答に関する分子メカニズムの解明を目的とした研究を実施しています。例えば、原核生物の獲得免疫として機能するCRISPR-Cas系の分野では、Casタンパク質とcrRNAがタンパク質-RNA複合体を形成して、配列特異的にウイルスDNAを切断しウイルスの増殖を抑制することが知られています。この生物機能は、生物の設計図ともいえるゲノムを人為的に書き換える技術にも利用されており、その社会的なニーズは今後ますます高まると考えられます。そのためには、タンパク質と核酸を分子レベルで研究する基礎科学研究の推進と、それを利用した応用研究の実施が不可欠です。当研究室では、核酸に関わるタンパク質の機能と構造の解明を目的とした研究を主軸に、その医療・産業利用も見据えた研究を実施しています。

Research

生物化学研究室の歴史

⽣物化学研究室は2021 年に百周年を迎えました。⽣物化学研究室の創設から現在に⾄るまでの歴史を記します。

生物化学研究室の歴史

  • 農学研究院 生命機能科学部門 生物機能分子化学講座 生物化学分野
  • 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 生物機能分子化学コース 生物化学分野
  • 農学部 応用生物科学コース 応用生命化学分野 生物化学研究室
  • Biological Chemistry, Department of Bioscience and Biotechnology, Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences
  • システム生命科学府 生命工学講座 構造分子生物学研究室
  • Structural and Molecular Biology, Division of Life Engineering, Graduate School of Systems Life Sciences
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