植物生産生理学研究室へようこそ!

 作物の生産性を向上させることは、農学の最も重要な課題です。今世紀の後半には世界人口は100億人を突破すると考えられており、 人口増加に対する食糧供給の不足が懸念されています。一方現代農業は、肥料等を初めとするエネルギーの多投入に多くを依存しています。 このため様々な環境問題を引き起こし、環境にやさしい持続可能な農業の確立が求められています。

 植物は太陽から放射された光エネルギーを用いて、空気中の二酸化炭素を葉の中で固定し、ショ糖やデンプン等の炭水化物を合成します。 この反応を光合成と呼び、植物の物質生産の基本を成すものであり、地球上で最も重要な生理生化学的反応ということができます。 したがって、穀物生産やバイオマス生産を向上させる上で、光合成の基本機構を明らかにしてその効率を高めることが必要です。

 私たちの植物生産生理学研究室では、作物における光合成能と物質生産能の向上と効率化を目指して研究を行っています。 研究対象とする植物は、イネを初めとする主要作物・牧草やアマランサス等の雑穀ばかりでなく、野生イネ等の遺伝資源として有用な野生植物、 さらには光合成機能を研究するためのモデル植物などです。

研究室の沿革

 本研究室は、植物学講座として大正10年(1921年)農学部の創設と同時に生物系の教育研究を担う基礎講座の一つとして開設されました。 同年5月には、初代教授として纐纈理一郎先生が着任しました。研究室開設当初の研究テーマは植物における水分生理であり、続いて作物の開花生理や休眠の研究、 飼料作物の物質生産研究へと発展して行きました。

 昭和38年(1963年)4月には、講座名は植物学講座から栽培学講座へと変更されました。その後今日に至るまで、 作物を中心とした植物の光合成・物質生産機構の解明と農業生産への応用を主要なテーマとして研究を進めています。平成12年(2000年)4月には、 大学院重点化にともない栽培学講座から植物生産生理学分野へと名称を変更しました。



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