国際的視野を持ったアグリバイオリーダーの育成
19/20

グローバルキャリアパス九州大学農学部生の海外留学へ!HOP! STEP! JUMP!松田 彩花大学院で1年間留学!1年間の留学を経て、海外の大学院に進学!ドイツ・ミュンヘン工科大学 留学 2015年10月~2016年9月予定2015年入学:大学院生物資源環境科学府      生産環境科学教育コース 水環境学研究分野トナム国立農業大学で学ぶ問題解決の科学体験プログラムへの参加がきっかけで、海外で専門分野を学びたいと強く思うようになりました。ドイツに留学して何より大変なのは、日本の研究室での修士論文研究と留学先大学の授業と課題との両立です。しかし、留学先では専門性の高い内容を学ぶ事ができますし、グループワークやディスカッションが多く、アウトプットによる学びが大きいです。また、多国籍・多民族の人々が集まる環境にいることで、どんな人ともフラットにコミュニケーションをとる事ができるようになりました。大学院を卒業した後は、専門技術と留学で学んだことを活かし、農業土木分野における国際協力や開発援助に携わりたいと考えています。九大は、英語の対策をはじめ、大学院の単位先取りシステムや奨学金制度など留学に対するサポートが手厚いです。少しでも留学に興味があるなら、是非チャレンジすることをお勧めします。べグローバル企業に就職!で石塚 友里絵オーストラリア・シドニー工科大学  留学 2010年8月~2011年7月ドイツ・ミュンヘン工科大学大学院  入学 2014年~2013年卒業:応用生物科学コース 食糧化学工学分野学の準備で大変だったのは、GPAの維持と奨学金の獲得でした。そして、留学先では英語での勉強はもちろん、日本の大学と異なるカリキュラムに苦労しています。日本の大学では、出席と課題、テストによって成績が決まりますが、留学先であるドイツの大学では、テストの結果が教科の成績となるので相当なプレッシャーです。また、日本とは違い、成績が悪ければ容赦なく落とされます。私の専門は生理栄養学ですが、留学先でより深く専門的に学び、いずれ食品開発の分野で社会に貢献したいと考えています。留学と言っても色々な形があると思います。語学留学も交換留学も、学位留学も全て留学です。しかしながら、目的、責任、資金の集め方も全て異なってきます。留学を検討する際は、先を見越して、自分の今後につながる形の留学に臨んでほしいと思います。留廣谷 華蓮海外留学プログラムでの経験を、就職活動に活かす!学部交換留学を経て、グローバル企業就職へ!株式会社 明治 2016年度入社 学中は、留学生のチューターをしたり、英語力強化プログラムや海外留学プログラムに参加したりするなど、積極的に英語に触れるようにしていました。チューターの経験では英会話の機会が得られるだけでなく、学ぶ意欲が高い留学生に刺激を受け勉強を頑張ることができました。また、ベトナムや米国カンザス州での海外留学プログラムでは現地の生活や日本と海外の農業について考えることができました。春からは原料乳のバイヤーとして働きます。より良い製品を作るためには、農家と信頼関係を築き、協力しなければなりません。私はこの会社にチューターや海外留学の経験によって培ったコミュニケーション能力が評価され、採用して頂いたのだと思います。明治は中国・東南アジア・米国などの市場に進出しています。今後、製品を通じて世界の消費者の健康面に貢献できるように頑張っていきたいと思います。在島本 美紗子学に向けての英語は短期集中で勉強しました。単語帳は一冊暗記し、リスニングや長文は試験形式に沿って問題に慣れるようにしました。また、留学生との交流や留学経験者と話すことでモチベーションを維持していました。留学先の選択や留学後の進路について悩んだ時などは、留学生課に相談に乗って頂き、親身で的確なアドバイスを頂きました。ベルギーでは、英語の他、オランダ語やフランス語等が飛び交う環境で苦労しましたが、現地学生と交流したり、留学生用の語学プログラムに参加したりするなど、積極的に活動し、留学では『人脈と度胸』を身に着けたようです。現在、職場では、安全で高品質なコーヒーを製造するため、チーム一丸となって課題解決に取り組んでいます。ネスレは本社がスイスにあり世界中に支社がありますが、いずれは海外勤務も経験したいと思っています。留ネスレ日本株式会社 2015年度入社 ベルギー・ルーヴェンカトリック大学 留学 2011年9月~2012年7月2015年修了:大学院生物資源環境科学府 食糧化学工学教育コース 食品衛生化学研究分野2016年卒業:動物生産科学コース      アニマルサイエンス分野18

元のページ 

page 19

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です