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耳標に貼り付けたセンサから牛をセンシングする技術を開発
2021.06.01
九州大学農学部生物資源環境学科の山野晴樹学部生、同大学院農学研究院の髙橋秀之准教授らは、同大学システム情報科学研究院の金谷晴一教授、アルセンス(株)滝口収代表取締役と共同研究を実施し、耳標から牛の体温や位置情報をセンシングするためのセンサを開発しました。
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現在の肉牛生産現場では、大規模化・省力化に向けてICT(情報通信技術)を活用した牛のセンシング技術が多く導入され、牛の疾病や発情、分娩兆候を検知しています。しかし牛の状態を常に計測してデータを送信するセンサは電力を消費するため、取り付けやバッテリー交換を行う上で牛を定期的に捕獲しなければなりません。飼養頭数が増えるほどこの負担は大きくなるため、センシングを行う上で大きな課題となっていました。
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