大学院生募集
細胞制御工学教室では、大学院システム生命科学府システム生命科学専攻生命工学講座博士課程(5年一貫性;修士号取得後退学可能)の大学院生、大学院生物資源環境科学府生命機能科学専攻システム生物学コースの修士課程大学院生、大学院生物資源環境科学府生物産業創成専攻(博士後期課程)の大学院生を募集しています。細胞制御工学教室ではヒトや動物由来培養細胞を用いた研究を中心に、インビトロ実験及び動物実験を含めた動物細胞工学、分子細胞生物学、遺伝子工学、糖鎖工学、培養工学などに関わる広範な分野における先端的な研究を最新の機器を用いて行っています。
研究室の紹介
細胞制御工学講座は1989年に独立専攻大学院である遺伝子資源工学専攻の基幹講座の一つとして新設されましたが、2003年度に新設された九州大学大学院システム生命科学府にシステム生命科学専攻生命工学講座の一分野として参画しました。それに伴い、遺伝子資源工学専攻では遺伝子機能制御学講座を新設し、その中に従来の遺伝子制御学分野、遺伝子機能制御学分野、細胞制御工学の基幹3分野を置く形に改組いたしました。細胞制御工学研究室では生物資源環境科学府およびシステム生命科学府に所属する大学院生が一緒に研究を行っています。
本研究室の研究の主目標は高等動物細胞の機能分化の機構を明らかにし、分化した機能の発現を任意に制御する方法を細胞工学的及び遺伝子工学的に構築することです。この研究によって得られる成果は遺伝的疾患、免疫、神経機能、代謝異常等の解明に重要な寄与をすることが期待されます。しかし我々は単にこれらの現象の解明に興味を持つのみならず、さらに進んでこの研究によって得られた成果をバイオテクノロジー及び医療の領域に応用展開することに力を注いでいます。
最近のトピックス
2018年8月 伊都キャンパスへ移転しました。 |