Welcome to Laboratory of Functional Anatomy, Faculty of Agriculture, Kyushu University.

チクニで一緒に研究しませんか?大学院生・研究生・学部生を募集しています

当研究室は、かつて「畜産学第二研究室」と呼ばれていたことから、現在でも学内で「チクニ」の愛称で親しまれています。


チクニは、食の未来を支える研究をしています

地球の人口は増え続けており、2050年には97億人に達すると予測されています。食料を安定して生産し続けることは世界的な課題となっており、特に良質なタンパク質の確保が重要です。

当研究室では、この課題の解決に向けて、動物、特に家畜や家禽の生体機能を分子レベルから個体レベルまで幅広く研究しています。

私たちは単なる生産性の向上だけでなく、動物の福祉や環境への配慮も重視し、科学的根拠に基づいた持続可能な畜産業の実現を目指しています。


チクニでは、以下のようなアプローチで研究を進めています

  • ホルモン制御による生産性向上:内分泌機能を深く理解し、ホルモンバランスの最適化により動物の健康を保ちながら生産性を向上させる技術の開発をめざしています。
  • 組織学・分子生物学的分析技術の開発:組織学、分子生物学、生化学的手法を組み合わせ、従来では見えなかった生体内のメカニズムを明らかにしています。
  • 新規培養技術の応用:オルガノイド培養など最新の細胞培養技術を駆使し、生体外での機能解析や新たな実験系の構築に取り組んでいます。
  • 動物福祉を考慮した飼養環境の設計:動物の行動学的特性を理解し、ストレスを軽減しながら健康を維持できる飼養環境を探索しています。

持続可能な畜産業を目指して

これらの研究を通じて、家畜・家禽の生産性向上と健康管理に貢献する知見と技術の蓄積を目指しています。食料安全保障と環境負荷軽減を両立する、次世代の畜産業の実現に向けて取り組んでいます。


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Research Themes

研究テーマ

01

ホルモンと糖鎖による骨格筋発達の制御と肉質の改善

02

筋肉組織の微細構造と機能の解明

03

オルガノイド培養技術を用いた生殖機能の解析と制御

04

飼養環境の最適化による未利用タンパク資源の有効活用

当研究室では、これらの研究を通じて、家畜・家禽の生産性向上と健康維持に貢献する基盤技術の開発を目指しています。

Research Keywords

研究キーワード

  • 骨格筋間質
  • 糖鎖
  • 性ホルモン制御
  • オルガノイド
  • ストレスへの応答
  • 免疫学的去勢
  • 肉質改善
  • 潜在的タンパク資源
  • ロコモーション解析
  • 組織リモデリング

Information

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