スタッフからひとこと・ふたこと・・・

大学の研究室は狭い、汚いというのが定評となっていますが、当専攻は食品を分析対象とする研究室であることから、多少なりとも実験し易い環境を整えているのではと自負しています。

また、研究スタッフについても味覚の鋭敏さを養うために日々研鑽?を積んでいます。

 食品機能の中でも人の官能に訴える二次機能、すなわち色・味・香り・感触は最も客観的評価が難しく、機器分析データと実際の風味とは必ずしも一致するというわけではありません。

 このため、おいしい、あるいは稀有の食べ物を経験する努力は惜しまない傾向が伝統的にあり、この探求心こそが本専攻の研究意欲を掻き立てている一要因ではないかと考えています。

人は霞を食べて生きていくことはできません。自然からの享受によって我々の生命は保たれています。

  研究も一緒です。唯我独尊的思想ではよい研究者(よい社会人)には決してなれません。周りの人あるいは社会とコミュニケーションができる人はやはりすばらしい研究をされています。

研究室に興味を持たれた方へ:”がんばります”という言葉を安易に使わないで下さい。研究は気合いと努力と貴兄・貴姉を応援してくれる人たちとの調和によって成立します。協調性のない方は研究室生活で苦労しますので、ご遠慮ください。気概を持っている方々は大いに歓迎します。我々とともに新たな科学を拓きましょう(TM)。

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