研究テーマ

針葉樹人工林および常緑広葉樹二次林における育林プロセス・経営システムに関する研究

長期育成循環施業に関する研究

江間忠・木材振興財団 研究助成(R6-R7)

大分県民の森,九州電力社有林,住友林業社有林などを対象に,様々な伐採方式(帯状,群状,皆伐)と間伐方式(下層,中層,上層,列状)を適用した実験林を造成し,生産性,生産力,林分構造,林内環境に関するモニタリングとモデリングにより,人工林・針広混交林の育林プロセスおよび保続経営システムを解明する。

再造林放棄地に関する研究

江間忠・木材振興財団 研究助成(R6-R10)

日本生命財団 研究助成(R6-R7)

再造林放棄が日本の森林資源および森林生態系サービスに及ぼす長期的な影響を評価する。

森林モニタリングにおけるデータの有効利用と品質保証

森林モニタリングデータの品質保証と有効利用

国際的、国家規模、あるいは住民参加型の森林モニタリングにおけるデータの精度と正確度を明らかにし、データの品質保証の観点から、各レベルにおけるモニタリングの最適戦略を提示する。

衛星リモートセンシングによる森林資源のモニタリングと評価

衛星画像を高度に利用した森林資源の計測・評価法を開発する。

航空機レーザー・空中写真等を用いた森林計測に関する研究

航空機レーザデータや空中写真を用いた森林計測についてその精度を検証する

アジアにおける持続可能な森林経営に関する研究

熱帯アジアにおける択伐林業と森林減少・劣化との関連性

カンボジアとミャンマーを主対象に、固定試験地の長期的な森林調査、リモートセンシング解析および社会経済的調査を組み合わせて、熱帯アジアにおける森林減少・劣化の実態と要因を明らかにする。例えば、択伐林業や違法伐採の影響について明らかにする。

全国スケールにおける熱帯林保全政策の評価

科研S(R7-R11)

東南アジア一帯を対象に土地利用政策ごとの森林保全効果および成功要因を検証する