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TEL. 092-802-4747(学生室)
092-802-4749
(教授室)
MAIL ADRESS.
tatibana@agr.kyushu-u.ac.jp

〒819-0395 福岡県福岡市西区元岡744ウエスト5号館
612号室(学生室), 668号室(教授室)

研究内容CONTENT

研究方針

●研究内容

食品の機能は一次機能、二次機能および三次機能に分けることが出来ます。一次機能とは、食品の栄養素が生体に対して果たす機能のことです。二次機能とは、食品成分の特異構造が感覚に訴える機能のことです。三次機能とは、食品による免疫機能の増強、肥満防止、老化抑制などの機能を指し、体調調節機能とも言われます。当研究室では、食品の体調調節機能を活用するために、食品に含まれる機能性成分を探索し、その作用機構を解明すること、および機能性食品を構築することを目的として研究を行っています。

これらの目的を遂行するために、本研究室では、動物細胞の培養および実験動物などを使用し、食品成分の機能性の確認およびその作用機構の解明を、生化学的、遺伝子工学的手法を駆使して行っています。

本研究室では、機能性を有する食品成分として、脂溶性成分、抗酸化成分、フェノール類などをターゲットとして研究を行っており、免疫調節機能、制癌機能、抗環境ホルモン機能などの解明を行っています。また、他の食品についても新規の生体調節因子を探索するために研究を行っています。さらに、細胞内におけるこれらの食品の作用機構の解明およびその制御についても研究しています。

Topics!九州大学の先端研究を行っている研究者を紹介する「森の映画館」で農学研究院として初となる研究紹介の動画が公開されました。
詳細はこちら(
Japanese / English )から。

Topics ! トムソンサイエンティフィック社が九州大学研究者の100年にわたる研究動向を分析したところ、本研究室の基礎を築いてこられた初代教授の故・山藤一雄先生が九州大学の卓越した研究者の一人として選ばれました。

現在、
食品成分の機能性に関する分子的基盤の確立と食による疾病予防への応用展開」をメインテーマとし、具体的には以下に示す研究課題に取り組んでいます。また、平成19年度文部科学省・科学技術振興調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」事業に九州大学から提案した 「先端融合医療レドックスナビ研究拠点」 が採択され、本事業の「メタボリック・プロファイリンググループ」のメンバーとして参画しています。本拠点では、生体レドックスを自在に操ることのできる統合技術概念であるレッドクスナビゲーションを共通基盤とし、生体レドックス関連疾患の分析、早期診断・治療、創薬を一貫して推進する先端融合医療領域を、医学・薬学・農学・工学が協働し、イノベーションします。


●機能性食品成分の生体内標的分子の同定とその機能解析

緑茶カテキン受容体を介したカテキンの機能性発現とシグナリングの統合解析

●生活習慣病予防に資する食品成分の機能性評価のための分子的基盤の確立
   ・SREBP1c発現制御因子の同定とそれを標的とする食品成分
   ・アディポネクティンシグナリング分子の同定とそれを標的とする食品成分
   ・脂肪細胞分化制御遺伝子の同定とそれを標的とする食品成分
   ・血管内皮細胞正常維持に資する食品成分

●機能性食品素材の抗アレルギー機能探索研究

●べにふうき緑茶(メチル化カテキン)をベースとした新機能性食品の開発

 アレルギー 緑茶カテキン  姫菊 
 タンパク質・ペプチド エストロジェン  ポリフェノール 
 海藻 共役リノール酸   ビタミンE(トコトリエノール)

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バナースペース

九州大学 食糧化学研究室

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