
研究1:細胞質ゲノム制御技術の新規開発と普及―“誰でも使える技術へ”
細胞質ゲノムの自由自在な編集や、次世代に安定して遺伝する外来遺伝子導入技術はごく一部を除いてまだまだ不可能です。また細胞質ゲノム制御の利用は、未だに「誰でも使える技術」には程遠いといえます。これまで各研究者が独自に開発してきた細胞質ゲノム制御技術を集約し、技術革新と領域貢献を目指します。
研究2:多くの謎が残される細胞質ゲノム挙動 “遺伝” を完全理解する
未だ多くの謎が残されている「細胞質ゲノムの“遺伝”」の理解を推進します。ここで挙げる“遺伝”とは、世代を超えた遺伝はもちろん、多コピーが共存する細胞質ゲノムの細胞内や個体内での分子集団挙動や、それらの維持伝達、遺伝子発現とその制御機構などを含みます。「細胞質ゲノムの“遺伝”」に係わる重要問題を解明します。
研究3:細胞質ゲノムが影響を与える多様な生命現象の理解と応用研究への展開
細胞質ゲノムがコードする遺伝子は、オルガネラ自身に直接影響を与えるにとどまらず、宿主である細胞や個体の様々な重要生命現象 (性制御、病態発現、農業育種利用など)、さらには環境や人間社会へ多様な波及効果を生じさせます。細胞質ゲノムが関与する生命現象の理解と社会貢献につながる応用シーズの創出に挑戦します。
