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細胞外マトリックスの調節機構と機能の解 明


 細胞の周囲に分布する細胞外マトリックス(ECM)は、構成要因の種類やその割合によって、細胞の増殖、分化、成熟の程度 を大きく変化させます。また、ECMは組織の物性(固さ、強度、物質の移動のしやすさ)を左右するキーファクターです。
 生理的、病理的状態下のECMの状態を把握し、細胞や組織の調節機構の詳細な解明を目指しています。また、この成果を応用 することで、抗加齢(アンチエイジング)効果も期待できると考え、研究を重ねています。

extracellular matrix

写真 上 : 修復過程の骨格筋。筋線維(赤染)の周囲には様々なECM が分布している。
写真 左下:脂肪細胞の分化進行にしたがい、ECMの量と種類が変化(減少)する。
写真 右下:ECM の量や種類を変えると、コラーゲン線維の形態や物性は変化する。



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Copyright (C) 2014 九州大学大学院農学研究院 資源生物科学部門 動物・海洋生物科学講座 家畜生体機構学分野
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