研究室の歴史

1922

北海道帝国大学で1910年にカイコの野帳記録を始めた田中義麿博士が、九州帝国大学に教授として着任

福岡市近郊(伊賀大川、現在の糟屋郡糟屋町)の農家の蚕室を借りてカイコの飼育が開始される

丁寧に使用されていたと伝わる農家の建物は現存する

幼虫形質調査を行う田中義麿初代教授(1937年頃)

1924年から1981年まで使用された初代養蚕室

1924

大学内に養蚕室が完成し飼育が始まる

この飼育室は帝大蚕室と呼ばれた

1931

チシャを用いた冬季飼育開始(1937年まで)

1939

沖縄で飼育を始めるも戦争の影響で1941年に終了
戦時下では福岡での飼育も規模が縮小され女性中心に行われた

1951

鹿児島県指宿市での冬季飼育開始

1952

文部省系統保存費措置開始

1972

家蚕遺伝子実験施設設立

1981

2代目蚕室を新築

1987

遺伝子資源研究センター発足
1997年遺伝子資源開発研究センターに

2代目蚕室を新築し筥松地区へ移動

長野県松本市の前田家風穴

2002

文部省NBRPカイコ拠点に指定される

2011

東日本大震災を受けて長野県松本市の前田家風穴で卵のバックアップ保存を開始

2013

生殖質(卵巣・精子)を利用した凍結保存を実用化

2019

キャンパスの移転に伴い、福岡市西区の伊都キャンパスに3代目蚕室を新築
カイコバイオリソース研究施設と命名

2022

指宿試験地の蚕室を増改築

指宿試験地の蚕室

3代目蚕室「カイコバイオリソース研究施設」