当研究室の論文がEuropean Journal of Pharmacology誌に受理されました。

当研究室の論文がEuropean Journal of Pharmacology誌に受理されました。

概要：特大サイズのケージでマウスの低密度飼育を行うと、うつ様行動がオスマウス特異的に増えることを発見した。これらのマウスでは、前頭前野のドーパミン代謝の亢進が見られ、ドーパミン・ノルアドレナリン取り込み阻害剤であるBupropionの慢性投与によりうつ様行動の改善が見られた。以上の結果から、ケージサイズを変えるだけで簡便に誘導できる新しいうつ病モデルマウスを提唱した。

Increased depression-like behaviors with altered brain dopamine metabolisms in male mice housed in large cages are alleviated by bupropion.

Kurogi K, Taniguchi F, Matsuo R, Shinozuka M, Suzaki R, Yasuo S.

 Eur J Pharmacol. 2023 Oct 17:176126. doi: 10.1016/j.ejphar.2023.176126. Epub ahead of print. PMID: 37858834.JSC114