上野高敏のウェブサイトへようこそ
このサイトでは、私の研究テーマである「環境と生態系の保全に配慮した害虫の生物的防除」について、写真などを用いて幅広く紹介していきたいと思います。

セイタカアワダチソウアブラムシを
捕食するコヒメハナカメムシ

イネ枯れ葉上で休息する
アオムシヒラタヒメバチの雄
特定外来生物「ツマアカスズメバチ」
2013年に長崎県対馬市への定着が確認されたツマアカスズメバチは、その後、同県壱岐市(2017年)、福岡県福岡市並びに久山町(2022年)でも確認されました。
現地調査から得られた知見をここに公開しています。分布拡大の対策、被害回避・軽減などにお役立ていただければ幸いです。
緊急のお知らせ [2022年8月19日]
【ツマアカスズメバチを福岡県の久山町と篠栗町で延べ50匹以上確認】
今年の春になって福岡市および久山町で発見された外来種ツマアカスズメバチですが、8月以降に発見数が急増し、久山町および篠栗町の計6ヶ所で確認しました。
なお、発見数は多いですが、巣の数はまだまだごく少数です。特にこわがる必要も不安になる必要もありません。巣に近づかない限り人を刺したりしません。
養蜂家の方や自然愛好家の方でツマアカスズメバチを目撃した方は、お問い合わせよりぜひご連絡ください。
報道用に久山町などで撮影した最新の画像や動画が必要な場合も上野までご連絡ください。
より詳しい情報は、九州大学HPより2022年8月19日付のニュース(トピックス)をご覧ください。
⇒ https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1791
最新情報
- 福岡市とその近郊でも確認!営巣の可能性は?[2022年5月]
2022年4月末~5月初旬に福岡県福岡市とその近郊でツマアカスズメバチが確認されました。[2022年5月11日]記事の一部修正。
- 福岡県久山町で再発見[2022年6月]
福岡市東区と久山町で行われた緊急調査の結果をまとめました。
スズメバチについてもっと詳しく
ツマアカスズメバチやその他のスズメバチに関する解説は、「スズメバチ事典」をご覧ください。