ランチタイムにzoomウェビナーによるオンラインセミナーを以下の要領で開催いたします。当日、以下の「★参加はこちら」リンクよりどなたでも自由にご参加ください。

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第16回 細胞質ゲノム制御セミナー
日時:2026年5月29日(金)12:10~ 

形式:Zoom webinar (録画あり、後日HPで公開) 

★参加はこちら→ https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/89218659748

演者:  楠見 健介(九州大学)(担当:B02-5 祢冝班)

新たに見つかった全身性高窒素シグナリングによる根の生長抑制機構

概要:植物は高窒素環境下で根の生長を抑制しますが、その分子機構は未解明でした。私たちはシロイヌナズナのsORFの解析から、高窒素環境で発現し側根形成を抑制するペプチドLOHN1を同定しました。高窒素環境では地上部で合成促進されたグルタミン酸が篩管経由で根端へ長距離輸送され、グルタミン酸受容体との結合を経てLOHN1の発現を誘導します。生成されたLOHN1は、根の表層に移動しオーキシン輸送を調節することで側根創始細胞の形成を阻害します。LOHN1ホモログは陸生植物に広く保存されており、本機構は植物普遍的な環境適応戦略のしくみである可能性があります。