卒論・修士・博士募集
水産生物環境学研究室で学んでみませんか?
本研究室では、自立した水産環境系研究者の育成を目指して、その基本、つまり研究の立案、準備実施、考察、報告、発表方法を教えます。
学士では卒業論文研究を行います。修士課程では修士論文研究を通して、自立して企業や自治体で活躍できる研究者の育成(修士論文、国内学会発表1回、学会誌1報投稿)を、博士課程では博士論文研究を通して、さらに研究・教育機関で研究ができる研究者の育成(博士論文、国際学会発表1回、国際誌2報投稿)を目指しております。
トピックとしては水産における環境問題を扱います。水産の環境問題について関心を持ち、本研究室で学び、社会に出て活躍したいと思っている卒論、修士、博士大学院生を募集しています。
また、研究の方法論として具体的に以下のスキル習得を目指します。
- 研究の着想、計画、準備、実行、とりまとめ、議論
- 情報収集(論文検索等)
- プレゼンテーション能力(修士では国内学会発表を、博士では国際学会発表を目標とする。)
- 論文作成能力(修士課程では英語で修士論文および論文を1報、博士課程では博士論文(英語)および国際誌一流誌に3報の英文原著論文の作成を水準とする。)
- 未知に挑戦することを恐れず自分で研究を組み立て、研究を楽しむ力(ある意味研究ばかになれること)
- 生化学・分子生物的手法(タンパク質精製、遺伝子解析、QPCR, Toxicogenomics)
- 水生生物の生態毒性学に関する実験操作一般(毒性試験、メダカ卵ーnanoinjection)
- 環境学手法(環境影響評価、毒性、リスク評価、環境修復)
- 微量環境分析(トリブチルスズ、農薬)
- 行動解析(特に貝と魚)
- 赤潮プランクトン、珪藻プランクトンの同定、生理、生態
- プランクトンに関する操作(無菌操作、培養、プランクトンの生理)
- プランクトンが産生する物質の抽出・精製・同定
具体的には水環境の研究を介して、主に以下の技術を習得することができます。
今後の研究テーマ(卒論、修論)
H27(2015)博士論文案
大学院入試に関して
大学院の入試試験は、修士課程は毎年8月末と1月末に、博士課程は毎年2月に行われます。
また、社会人対象の大学院コースもあります。受験には一定水準の英語力と幅広い生物学の基礎的知識が必要です。英語力はTOFELで評価します。ー英語は研究を行う上で不可欠ですので十分に勉強して下さい。なにはともあれ環境研究をしてみたいという点が必要不可欠です。
本研究室を検討する方は、このホームページ(研究室に関する重要で最新の情報を載せています)を良く読んで、その上で連絡を下さい。
本研究室に関心がある方は最初に大嶋(yoshima アットマーク agr.kyushu-u.ac.jp)までメールでご連絡ください。