ABOUT US当研究室について
2016年4月に「機能性多糖分析学」という名称で設立された当研究室は、多糖類の機能性とその作用機序の解明や機能性成分の分析法の確立に尽力してきました。多糖類の生理作用は様々ですが、中でも主に免疫調節機能に関する研究を実施し、多くの成果を残しています。設立3年以降は、多糖類のみならず、乳酸菌や他の食品の機能性に関する研究にも取り組んでいるため、2021年4月から「食品免疫機能分析学」に研究室の名称を改めました。そして、食品の中にある「免疫力を上げる成分」を探して、その成分を有効に活用する方法を生み出すことを主軸に研究の範囲を広げております。
現在、さまざまな食品に免疫力を上げる成分が含まれることが分かっていますが、有効活用ができている事例はまだ少ないと感じています。食品の機能性を有効に活用するには、機能性の研究のみならず、機能性成分の分析法の開発なども不可欠なため、総合的な視野で研究を実施し、人の健康増進に寄与するとともに、広く世の中に貢献したいと考えています。
FIELD主要な活動分野
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食品の免疫機能研究
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産学官連携事業
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食品免疫に関する情報発信
MEMBER寄附講座メンバー

Career
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1992年
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3月 福岡大学医学部卒業
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1993年
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4月 福岡大学医学部整形外科・形成外科入局
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1995年
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4月 福岡大学筑紫病院外科入局
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1999年
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3月 福岡大学医学研究科にて医学博士号を取得
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2000年
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白十字病院、福岡大学筑紫病院、松崎記念病院、
無床診療所サロンドゥメディアージュ白金の医師を歴任 -
2010年
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4月 医療法人秋水堂 若宮病院の副院長に就任(現職)
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2023年
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4月 九州大学大学院農学研究院 研究指導者(客員教授)に就任

Career
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2003年
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九州大学大学院農学研究院において食品機能性研究に携わり、博士号を取得
九州大学医学部ポスドク研究員および佐賀大学医学部助教を務め、免疫学的な基礎研究に従事 -
2010年
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1月 NPOフコイダン研究所主任研究員に就任
8月 2014年9月まで同研究所理事長
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2014年
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10月 九州大学大学院農学研究院学術研究員
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2016年
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4月 「機能性多糖分析学寄附講座」准教授に就任
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2021年
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4月 「食品免疫機能分析学寄附講座」准教授
OUTLINE寄附講座概要
- 名称
- 食品免疫機能分析学寄附講座
- 設置部局名
- 国立大学法人 九州大学 大学院農学研究院
- 寄附者
- 株式会社ヴェントゥーノ、特定非営利活動法人NPOフコイダン研究所
- 寄附講座設置期間
- 2021年4月1日~2026年3月31日
- 寄附講座教員
- 客員教授 立川大介、准教授 宮﨑義之