CONTENTS研究内容

食品の免疫機能研究

食品に含まれる免疫機能を高める成分を利用するには、機能性を示す成分を抽出して機能性評価試験を実施し、さらに精製と評価試験を繰り返して機能性成分を特定していく必要があります。また、食品の品質と安全性を保つために、成分の分析法を確立し、食品中の含有量を測定する必要もあります。当研究室では、主にオキナワモズクに多く含まれていて、免疫機能を高めることが知られている「フコイダン」に着目して、その機能性発現のメカニズムを解明するとともに、分析法の開発にも取り組んでいます。特に、講座設立当初から腸管免疫における作用機序を明らかにする研究を継続しており、「フコイダン」の機能性表示食品(免疫分野)の研究開発に向けてエビデンスの構築に力を注いでいます。
また、フコイダン以外の機能性成分も研究対象にして免疫機能を高める効果を検証し、有効な利用方法を探っています。

産学官連携事業

食に関連する九州大学内の他の研究室や他大学の研究室、公の研究機関、民間会社との共同研究を実施しています。免疫改善作用を持つ成分を含んだ複数の食品を組み合わせることにより、さらに高い効果が期待されます。食品の成分分析や機能性研究だけでなく、免疫力を上げる食品の有効な活用方法についてアドバイスを行う研究室として、共同支援プロジェクトに関わっています。
具体的な事例として、株式会社ヴェントゥーノと福岡県で取り組んだ「あまおう由来の乳酸菌」の研究開発があります。当研究室では、免疫力の向上に関わる乳酸菌の機能性解明に向けて、学内の微生物工学研究室と共同して腸内細菌叢と腸管免疫の関係を探る研究を実施中です。また、産業廃棄物の有効利用法を創出する産学官プロジェクト事業の一環として海藻の成分分析や機能性研究を行っています。

食品免疫に関する情報発信

定期的に市民講座を開催し、食と免疫、さらには食と健康に関わる情報を発信します。また、論文や学会・研究会などで発表した研究成果をホームページに掲載し、免疫機能を高める成分の学術的なエビデンスを紹介します。

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