小さなモデル生物で大きな問題に挑む !?
線虫 Caenorhabditis elegans (C. elegans)は、体長1 mmほどの非寄生性線虫の一種です。線虫は、その世代交代の早さと扱いやすさから、生命科学の分野で幅広くモデル生物として利用されてきました。線虫には、神経、筋肉、消化器、生殖器といった基本的な生命活動に必要とされる組織が備わっています。とくに加齢に伴う筋肉の特性変化に注目して、食品成分などによる健康向上に寄与することのできるアプローチを行っています。
ヒトの加齢に伴い筋肉量が減少するサルコペニアは、高齢化社会を迎えた日本において重要な問題として注目されています。実は線虫も加齢に伴い、運動性などのさまざまなパラメータが変化します。線虫をモデルとして、筋肉に影響する食品成分の検索に取り組んでいます。

