共創学部生へのメッセージ

共創学部一期生のDPのスタートと中村研究室のスタートは期せずして同時期となりました。そのため、私の研究は共創学部生により飛躍したといっても過言ではありません。

皆さんの先輩たちが果敢にも、多くの実験にチャレンジし新しい研究室の屋台骨を構築してくれました。英語で卒業論文をまとめ、後輩のために多くの実験プロトコールを残してくれています。

世界の食料問題を解決したい、そのための課題に取り組みたいという学生は研究室をぜひ訪問してください。
また、研究室で以下のことを推奨しています。

大学院修士課程の進学を推奨しています。DPの1年間は実験手法を学ぶだけでほぼ終わってしまいます。修士課程の2年間があることで3年間で研究計画を立案することができます。また生物資源環境科学府を受験することで細胞生物学、発生生物学の知識を積み上げることができます。

共創学部卒業のための科目を3年次までに履修完了することを目指してください。実験では生き物や細胞を扱うため毎日研究室に来る必要があります。4年次では実験に集中できる環境を整えることで良い研究結果を得られる確率が上がります。

DPに中村研究室を選んだ後、希望があれば個別の学習会を行っています。具体的には、食料問題について調べた内容をプレゼンしたり、エッセンシャル細胞生物学のチャプターをまとめてプレゼンしてもらいます。個別で行っているため、各自のペースに合わせて進めることができます。基礎知識を一緒に積み上げながら中村より現在の研究プロジェクト紹介や、実験手法について情報を提供したり最新の研究を紹介したりしています。

DP論文の作成および発表は英語で行います。DP発表は1年間の集大成です。原稿を暗記し、より理解されるための英語プレゼンテーションを中村と一緒に準備します。

何か質問があればいつでも連絡ください。

DP論文発表タイトル

AY2023

Tomoki KATO
Research on chicken embryonic development for the sustainable food production
Hana HASHIGUCHI
Basic research for cultured meat to understand smooth muscle cell properties
Yo SAGA
Toward sustainable meat production –Approach from gene modified method-

AY2022

Saki EGASHIRA
Identifying the SEED cells can Advance Cultured Meat Production 
Kazuki HOSODA
Increase healthy life expectancy by keeping muscle quality in the aging society 
Shuntaro OKAZAKI
Unveiling the Mechanism of Chicken Development Toward Sustainable Meat Production

AY2021

Mutsuki NAKAGOMI
SMC cultured meat as a solution for world hunger
Yo IWAMOTO
Differences in RNA transcription and protein expression by development stages on the chicken embryo