
AAゲノムの野生イネにおける光合成および乾物生産特性の窒素反応
イネ属の中でAAゲノムのグループは栽培イネ (アジアイネ、アフリカイネ) のほか、6種の近縁な野生イネを含んでいま…
濱岡 範光
濱岡 範光 准教授
部門:熱帯作物・環境部門
専門:熱帯作物学・栽培学
地球温暖化をはじめとした環境変動に対峙し、食料を持続的に生産していくためには、環境に対する適応能力・生存戦略といった農作物(植物)自身がもつ優れた特性を理解し、安定生産が可能な作物品種の開発や生産技術の改良に応用していく必要があります。当部門では、熱帯・亜熱帯地域の農作物(主に、ヤムイモ・イネ)を対象に、生産性の向上に資する生理・生態的特性の解明とそれに基づく栽培技術の開発を行っています。また、ベトナムをはじめとした東南アジア諸国との国際共同研究を通じて、現地の環境に適応した作物の品種開発と高生産システムの開発に携わっています。今後、栽培学に立脚した熱帯作物学研究を推進し、得られた研究成果を熱帯・亜熱帯地域の農業に還元したいと考えています。
ヤムイモ、インド型イネ、野生稲、収量・品質、環境応答、ストレス適応、光合成・転流、シンク形成、養水分吸収、突然変異体